地域・場所 岐阜県恵那郡福岡町田瀬  時代 江戸
     
 
 
 
 

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南宮神社花馬

 江戸時代末期頃より、南宮神社の祭典には・湯立て・獅子舞・花馬の祭事が行われていた。花馬は流鏑馬の流れを受けていたが、いつの間にか農民のお祭りとなり、豊作を感謝して神 様に農作物を奉納する祭りとなった。花竹の長さは、四尺五寸と五尺五寸の二種類となってい る。花の色の、金は稲穂、銀は麦、黄は大豆、紫は小豆、白は大根、赤は人参を表している。祭り当日、人々は境内を走り回る馬に飛びついて花を奪い合ったものである。取った花を田 畑に立てておくと病虫害がなく豊作に恵まれると言い伝えられてきた。花馬の馬は農業の機械化と共に馬を飼育する農家がいなくなったため、昭和43年から 田瀬区民製作の木馬が使われている。

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