木造十一面観世音立像
鎌倉長谷寺から来たという行脚僧が、榎屋(日下部氏宅屋号)で倒れた。その僧が所持していた木造の十一面観世音菩薩を元禄7年8月11日田瀬村中で祀ったと伝え られている。これを納めた堂宇は転々とし、大正十四年現在地へ、また平成三年には老朽化により改築 された。