広恵寺の観音様と宝筐印塔
中世時代の遠山一派の拠点で広恵寺城の南谷に位置し、観応元年夢窓国師の弟子、枯木 紹栄禅師が開山し、国師の寄進による観世音菩薩像を本尊として祀ったとつたえられる。周辺一帯に宝筐印塔、五輪塔などが点在し、旧時の遺構をしのぶ石垣も残っている。現在 の堂宇は昭和60年に再建された。