片岡寺跡
江戸時代、苗木藩領内には、藩公の菩提寺である苗木雲林寺の末寺として、15の寺院が あり、福岡村の片岡寺はその首位にあたり、慶安3年、ときの苗木藩主遠山友貞公の母堂、 寿昌院殿の供養のため建立された。開山は周岳玄豊和尚で、以後第十一世大領和尚まで仏門の繁栄を見た。廃物毀釈で廃寺 となる。