孝子ぶん・ぎんの墓
江戸時代高山村にぶん・ぎんの姉妹があり、赤貧洗うが如しの生活の中で、自らの幸せを求 めず、父親に孝養をつくし、家業に精励したことが領主の賞するところとなり、二度に亘って米 穀を下賜された。江戸時代の君臣父子の儒学思想が民衆の中に位置付いていたことを表す貴重な資料であ る。大正4年、高山地区青年団がその美徳をたたえ、高山小学校西に記念碑を建立した。