野尻遺跡
付知川と松島川の合流点、付知川左岸の中位段丘、標高約340メートルに位置し、古代人はこの 見晴らしのよい台地に穴居して、狩猟や漁獲に明け暮れていたと想像される。先史考古学に先鞭をつけた安保生氏の努力により、昭和31年、名古屋大学調査団によって 竪穴住居跡が発見され、県の史跡に指定される。