ハナノキ
カエデ科の落葉高木。木曽川流域の山間の湿地に自生する落葉高木で、雌雄異株別名 「ハナカエデ」ともいい4月初旬のまだ葉の出ない前に開花する。葉は浅い三裂をなし翼果を結ぶ。生育地は岐阜県、愛知県、長野県の一部に限定され 、地質時代の残存植物として貴重なものである。二つ森の椛の木は、昭和四十八年福岡町天然記念物に指定される。