南無阿弥陀仏の碑
杉渡瀬の西古道筋を北に向かうと、山の斜面が付知川の川岸に迫っているところが広瀬で ある。この旧道の傍らに六体に石仏が並んでいる。正面に向かって右側の小さな屋敷跡は、かってここに阿弥陀堂が立っていたと推察され、こ の境内に「南無阿弥陀仏」の大きな名号塔が立ち、裏面に「安永三年甲午三月吉日」と刻銘されている。