くろぜ道地蔵
旧黒瀬街道は八百津の黒瀬湊と苗木を結ぶ交通路で、苗木の並松で旧飛騨街道と接していた。その分岐点、現県道中野方〜苗木線沿いに立っている。高さ224センチ、天明6年6月 建立の刻彫が見える。天明の大飢饉の最中、地蔵尊の功徳を求めた村人たちの厚い信仰心が伝わってくる思い がする。