画家 長瀬 宝
大正元年福岡に生まれる。恵那中在学中に尾関重之介画伯の指導を受ける。従軍中に姑娘通信を新聞に連載、朝日新聞社に入社の傍ら社会風俗に対する写実主義の 画家として芸術的なスケッチの著書多数。昭和61年には熊谷守一先生を偲んで日輪を出版した。昭和62年神奈川県大磯町の自宅で没。74歳。